

皆さんが塗装工事えを行う際はハウスメーカー・工務店・訪問業者・街のペンキ屋さん等の業者様が考えられると思います。こちらでは代表的な4つの業態について記載します。

上記が現在の外壁塗装業界の代表的なシステムになります。
各システム事にメリットは
あります。例えば新築時のハウスメーカーでは担当者がいたり安心感の部分では絶対的
です。
訪問販売や見積サイトの場合、ご自身で見積もり依頼する煩わしさが無い事も メリットになりますが、最終的に工事の内容が同じであれば金額は安い方が良いですね。

近年は引越し・車の査定などたくさんの一括見積もりサイトがあります。外壁塗装のサイトも増えてきております。
一括見積もりサイトの最大のメリットは一社一社業者を探さなくても無料で業者を斡旋してくれる事です。
一括見積サイトの場合、利用者様は無料で複数業者への見積を依頼できるため「利便性」はとても高いサービスです。
しかし完全に無料ではサイト運営側は成り立ちません。
実は仕事を受けた施工業者が手数料として紹介マージンをサイト側に支払っています。サイトによっては塗装工事合計金額の15%なんていうところもあります。
施主様への工事費用を下げると業者はどこかでしわ寄せ分を補填しなければなりません。
しかし、依頼者側からすると利便性には優れているという大きなメリットもある為、なんとも言い難い「業者選び」と言えるでしょう。

手抜き工事は大きく分けると3つあります。
1. 下地調整を行わない
外壁塗装は通常2~3回塗りで構成されており、中でも下地は重要になります。
洗浄・補修・下塗りをここでは下地補修と言います。
汚れの上から塗装をしたり下塗り材を塗装せずに主材を塗装したりすると塗料の密着が悪くなり剥離や色あせを早期で起こしてしまいます。
2. 塗料を規定以上に薄める
塗料を薄めて使うことにより、少ない量でたくさん塗れますので材料費が少なく済みます。もちろん薄めて塗装しているのでしっかりと塗膜ができず早期で色褪せが発生しやすくなります。
3. 契約書と違う塗料を使う
外壁塗装は塗装工程の際に、2工程もしくは3工程で進めますが、上塗り以外の塗料やひどいときにはすべての塗料を安価な塗料で施工する業者がいるとお聞きします。
こちらも材料代を安くする為に発生するようです。施工前に塗料は確認しましょう。
外壁塗装の手抜き工事は見抜けるか?

明らかに仕様の違う塗料以外は私たちプロでも見極めは困難です。
なぜならば塗料を薄めて塗っても施工直後は艶等もさほど変わらないからです。
ましてや塗装したあとであればどのような施工だったかを確認する事はできません。
依頼する施工業者に、事前の確認や材料・工程などの写真撮影をしっかりと行ってもらう事が大切です。


各塗料メーカーの科学の結晶でもある遮熱塗料がエコ事情もあり近年普及しています。弊社でも施工させていただいております。
これから遮熱塗料をお考えの方にちょっとしたアドバイスです。
遮熱塗料には各色ごとに日光の反射率が記載してあり、色の常識ですがしっかりとした効果を感じるのであれば反射率と好みをうまく調整して使用してください。
真夏はどんなに優れた物でも黒系の色はやはり暑いです・・・。
もちろん通常のモノと比べると違いますが効果を最大限に発揮するのであればライトカラーをオススメします。
あとはお家の風合いとのバランスを上手くとって快適でキレイなお家作りを楽しんでください。